3.23.2014

竹田散歩2

竹田の散歩っていうと、
 
こんな町屋を紹介して
 
おしまい。

って思うでしょ?


そんな解りやすい企画をうちがするはずない!!

期待を裏切って、いきなり連れて行ったのは、

はい。
ここ。


人里離れたこの場所は、
 
 
人呼んで「人食いの地」
 
むか~しむかしの~ことじゃった。
 
ひとりの若僧がこの場所で狼に食われて死んでおったそうな~。
 
そんな場所。
 
碑に関しては、以前から存在を知っていましたが、肝心な地蔵様がどこなのか???
 
 
しかし、今回のツアーで、発見することが出来ました。
 
興奮したわ~。
 
ここは・・・たしかに・・・狼に食われるわ。
 
そんな場所でした。
 
 
 
 
そして、次に向かった場所。
 
この一年、真剣に取り組んできた「竹田塗」(漆器)の関係の重要なものを発見。

 
大きさ比較のために、Kさんにもっていただきました。
 
 
そして、次。
 
昔、竹田城主が太田垣氏だった頃の話。
 
赤松広英の軍師ら3人が、竹田城の明け渡しの交渉に訪れたそうな。
 
それに怒った太田垣は、三人を斬り捨てたとの事。
 
翌年、その場所に沢山の土筆が生え、
 
竹田の民は驚き、その場所に3体の地蔵をたて供養したという。
 
その地蔵様の場所を探す旅。
 

 滝谷ヶ原という場所。
 
現在の地名には、そのような場所はなく・・・。
 
しかしながら、小さな落差のある滝のような場所があり、
 
その場所にダムが出来たため、一つにまとめられたこの地蔵堂。
 
年代も大きさも数も、不揃いであるが・・・。
 
この川は、幾度となく土砂が流出したために、すべて残っている可能性も・・・。
 
限りなくこの地蔵様が怪しい。
 
そんな疑問を残しつつ、次の場所へ。
 
 
 
 
次は「白蛇の伝説」の残る三谷が地蔵。
 
long long time ago・・・
 
竹田の町に絹巻という、それはたいそうGood-looking girlが居ったそうな。
 
一目見て気に入った出石の城主が、侍女にくれ!!と言ったので、
 
竹田の城主は差し出す事にしました。
 
ところがこの絹巻。
 
すでに恋仲の男性が・・・。
 
考えにあまった絹巻は、ある嵐の夜、荒れ狂った川に身を・・・。
 
そんな悲しいお話。
 
その場所伝説の候補が二か所。
 
その一つがここ。
 

ここっぽいなあ。
 
断定はいかんけどね。
 
絹巻が亡くなった後。
 
三谷ヶ淵には、白蛇が姿を現すようになり。
 
竹田の干ばつを救いつづけたとの伝説が。
 
この場所は、竹田の水源地でもある為、
 
限りなくこの場所も怪しい。
 
 
この脇にある地蔵さまがあり、年代のヒントもある為、
 
引き続き調査を続けます。
 
 
そして、最後に向かった場所。
 
「幻の千眼寺」
 
竹田にのこる謎の唄
 
「黄金千両 銀千両 城のまわりを七まわり また七まわり七もどり 三つ葉うつぎのその下の六三がやどの下にある。」
 
太田垣氏の財宝の隠し場所を歌ったものだとも、
 
高さ300mもある竹田城の水源をか隠すために暗号にしたものだともいわれる、
 
この謎の唄。
 
この秘密に迫る為、
 
我々一行は、幻の千眼寺を探しに・・・。
 



残念ながら今回は発見に至らず。
 
しかし、
 
測量三角点近くにあったとの貴重な証言や、
 
昔、山の整備に行った際、この山に湧き水がとの証言もあった為。
 
我々はこの幻の千眼寺を探す旅を続けようていこうと思います。
 
 
 
そして。
 
最後に。
 
「竹田劇場」に戻り、反省会&今後の冒険の企画を。
 
 
 
いやいや、沢山歩きましたね。
 
この竹田の町だけで、「空家」「伝説」「竹田椀」「地蔵」「寺」「神社」「古墳」などなど。
 
沢山の面白キーワードがあり、冒険心をくすぐりますね。
 
 
昨今「竹田」を訪れ、「竹田城跡」だけを見て、竹田を解った気になってるそこのあなた!!
 
竹田は、城跡だけじゃないのです。
 
私。
 
この町に生を受け。
 
この町に39年暮らし。
 
そして、まだ遊び尽くせない。
 
そんな場所。
 
 
 
来年度の「竹田劇場」の企画。
 
悔しいけど、ヤツにもらったこの写真が、
 
心に響きまくり。
今回の企画会議で、
 
うちにしか、できない事が見えてきたぞ。
 
 
さあ冒険に出ましょう!!
 
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿