この世の全てに、グレーゾーンと言われる曖昧領域があります。
たとえば。
法律と言うものが、厳しいという人もいますが、
僕にとっては、最低限度の縛りしか無いと思えるのです。
さらにたとえるなら。
車検制度。
あんなものんで、走る。曲がる。停まる。の検査が出来ているとは思えない。
国にお金だけ巻き上げらえてる感が非常に強いです。
格安車検に出した週に車がオーバーヒートしたと、車屋さんに文句を言っていたお客さんを見た事があります。
平和ボケにもほどがある。
自分で、一度陸運局で車検を通してみてください。
自己申告の世界。
法定点検項目を勉強してください。
冷却水の点検は、『漏れ』のみ。
減っているかどうかなんて、どうでもいい。
天下の公共道路に汚い冷却水をまき散らす車は、車検を通しませんという、項目のみ。
法律なんて守っていても、国は国民を守ってくれない。
自分が出したのは、『格安』車検。
認識しましょう。
先日。
チュートリアルの福田氏が、公道でPISTBIKEに乗っていたところを道交法違反で逮捕されました。
いつかやられる。と思っていました。
確かに、PISTは格好好い。
しかしブームになっては、警察も目を瞑っていられない。
みせしめにされたのだと思います。
自転車ぐらいは・・・。
乗る方も、取り締まる方も、どこかにそういう馴合いがあったと思います。
TVでコメンテーターが、
『いや~私もね、いろいろなものを見てきましたが、ブレーキの無い自転車やバイクなんてものを初めてみました。考えられません。』
なんて言ってましたが。
お前は、TVでモノを申すな!!
知っているつもりで、何も知らない良い子ちゃんやんけ。
少なくとも、僕の周りでは、ブレーキの無い乗り物ばっかり。
チョッパーブームなんてのが、その最たるものです。
なにが言いたいかというと・・・。
厳しくないますよ。取締。
国も対策を打ってきますよ。
グレーゾーンで、遊びたい人間は、
人に自慢してはいけない。
人を誘ってはいけない。
群れてはいけない。
ブームなんかが起こると、目に余るという理由で、グレーゾーンは黒く塗りつぶされます。
グレーな領域は、白にはなれない。
黒になるしかない運命なのです。
うちの設計事務所には、グレーゾーンに強いという誠しやかな噂があり。
県内外から、仕事の依頼がきます。
特に、プロの建築屋さん、設計事務所などが、恥を忍んでという依頼が年に数件。
ただ、どれだけお金を積まれてもやらない仕事というのがあります。
本当に困っている人で、それを行っても、誰にも迷惑をかけない、生命に危険を及ぼさない。
などの状態であれば、引き受けることもあります。
一番大切なのは、自分の良心に従うこと。
法律よりも大切にしているルールです。
ラインを引かなければ、第二の姉歯事件になってしまいます。
そういった場合だけ、グレーゾーンを白く見せるお手伝いをするのです。
自慢げに聞こえるかもしれませんが、実は、これは誰もが出来る事。
組織ではなく、個人であるからこそ、時間をかけて取り組めること。
そこには、10年以上この仕事に携わって築いてきた、国、地方自治体などとの信頼関係もあります。
グレーゾーンという曖昧さの中には、信頼関係という優しさがあることに気づいてください。
法律を作ったのが人間なら、守るのも人間。
お気に入りで、長い間、足にしてきたチャリ。
ブレーキはコースターのリアのみ。
限りなくブラックに近いグレーな乗り物?
今回の一件で、ブラックであることが、一般の人にも広く認識されることとなりました。
世の中には。
グレーゾーンでしか遊べず、グレーゾーンを仕事にしている人間が沢山いるのです。
どうか、稜線を崩さないでください。
地味にいきましょう。
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