2.02.2016

妙見さんの星祭 

2月3日は、当山法延山妙泉寺で毎年行われております。


「妙見大菩薩の節分星祭り」でございます。



妙見さんと言えば、


「能勢妙見山」が有名ですが、





法延山妙泉寺でお祭りしております妙見大菩薩は、


能勢の御本尊と同じ木・同じ作者の手により作られ、


1体を能勢に、1体を当山に奉納されたと伝わっており。


現在のように多様な交通手段がない時代には、


当山にお詣りされると、能勢詣りをしたのと同じ御利益があるとされ、


昔から、但馬地域の妙見信仰の霊場とされており、


現在も妙泉寺の檀信徒以外の方々からも多くの御祈祷の申し込みをいただく、


但馬地域のお祭りとなっております。





なぜ、北極星を信仰するかと言いますと。


北極星は、常に北に位置し動くことがない。


それ故に昔から旅をする人の指針になり


道を切り開き、真理に導き、開運に導くと、


太古の昔から信仰を集め、


道教では鎮守霊符神として、仏教では妙見大菩薩として


宗教を問わず崇められてきました。



また学問・武術・芸などの道を極めようとする人々からの信仰もあつめ、


歌舞伎役者・花柳界からも信仰されているようで、


当山妙泉寺でも、芸者さんや浄瑠璃などの芸の奉納などもあったようです。




明日2月3日に行います星祭りは、


各人が持っている、当年星を


土曜、水曜、木曜、火曜、金曜、月曜、日曜、計都、羅睺の


九曜星の中からお調べし、


星と干支の入った個人専用の御札を作成し、


人々の運命を司る星(九曜)の王であり、星の動きを支配し運気を好転させると言われる


妙見大菩薩の御宝前にて、読経供養して、


一年間の息災と開運を祈念する行事となっております。




法延山妙泉寺の袋守りもございます。



2月3日午後2時より、読経を始めさせていただきたいと思います。



どなたさまでも、どうぞ御参詣くださいませ。



また、お詣りできない方も、御札お作り出来ますので、



氏名・年齢(数え年)・性別・干支をお知らせください。


chishow@wac2.net


法延山妙泉寺








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