方向音痴

 方向音痴の人と、ちょっとそこまで打合せに。

今年も、ここでカヤカリさせていただけます！！

めでたしめでたし。




の。

はずが・・・。

方向音痴の人が


「ちょっと、上の方のウシの様子を見て帰ろう。」

と。

今日は七夕ですね。

牛飼いになってモテたい。

僕の織姫さまは、どこですか？

めでたしめでたし。


で。

終わるところが。

方向音痴の人が、

「ここまで来たら、もうちょっと登って右に行ったら奥神抜けて、そっからウンヌンカンウン・・・。」

と自信満々に言うもだから。

信じてみたら。

雲行きが完全に怪しく・・・。

霧も深く・・・。

おいおいおいおい・・・・。

・・・完全に道に迷った。

急に現れたいくつもの分かれ道。

途方に暮れる。

こっちは・・・あかんぽいな。

直進は一見行けそうだけども。

こんなん落ちてました。

通行止め解除されてる・・・のか？？

「昔、こっちに抜けた気がする」

と、選んだ道。

3分後、アスファルトなくなりました・・・。

いまさら、ナビを使い始める、方向音痴の人。

普通車じゃ走行困難な道幅に・・・。

車の下回りからやばい音が・・・。

土砂崩れ＆路肩崩れが100ｍごとに・・・。


オシャレな欧州車で走る道では、全くなくなってきました。

あーあーあー。

気持ち悪くなってきたよ。

この頃、食糧って何か持ってる？？てな話も出て。

最悪、車乗り捨てて、歩く？？みたいな話も出て。

でかいトチノキに見惚れて。

まあ、無事に帰ったから、こうやって発信できるわけですけども。

家から30分の場所に打合せに行く。

そういう日常が、ちょっとしたアドベンチャーに変わる。

方向音痴の人との仕事。